2024/11/02 17:09
AUTUMN UPDATE | 秋のエンマコガネ祭り開催!

今年で3度目の開催となる秋のエンマコガネ祭り、
春以来の大型アップデートも兼ねてエンマコガネを中心に47種、53商品を掲載。
ここでは、その中からイチオシをピックアップして紹介していきます。
◆祭りの花形、エンマコガネ

↑Proagoderus nuba:長く伸びる頭角・胸角はまさに糞虫摩天楼!同属他種より2周りほども大きいことも特徴です。

↑Proagoderus palestlinii:夏のインセクトポートにて当店ブースの看板糞虫がwebサイトにも登場。豪華な4本角が目を引きます。

↑Proagoderus watanabei:赤紫色のカブトエンマコガネ。同じボルネオ・カリマンタン島に生息するP. schiwaneriとは対になる存在。

↑Onthophagus nigriventris:エンマコガネ界の直線番長。奇怪な胸角は武器として使われるようです。

↑Onthophagus sagittarius ♀:メスの方が角が長い変わったエンマコガネ。

↑Cheironitis pamphilus:砂色の美しいOnitis系エンマコガネ。アフガニスタン北東部の山岳地帯から来ています。
◆ひっそりと登場、シデムシ
実は夏のインセクトポートから紛れ込ませていたシデムシが、今回からwebサイトにも登場。
それに合わせて、これまでのカテゴリ「ハネカクシの仲間」を「ハネカクシ上科の仲間」へと拡大させました。
シデムシといえば死肉喰いの印象が強いですが、獣糞に集まることもあるそうです。💩<お前も糞虫だ!
糞虫(エンマコガネ、ニジダイコク)の仲間も死肉に群がることがあるので、この辺りは相性いいのではないかなと。。。
今後のラインナップ拡充にも期待!?

↑Oiceoptoma thoracicum:胸部の微毛が妖しい雰囲気を醸し出しています。

↑Calosilpha sp.:なんとも厳ついご尊顔。スカラベなどもなかなか目つきの悪い種類が多いが、それとは違うベクトルで威圧感のある顔は(腐)肉食昆虫ならでは?
◆ディープなマニア向け、究極のファンアイテム達
普通、では満足できなくなってしまったマニアの方に向けた種類もラインナップ。もはや細かい説明は不要?

↑Oxysternon silenus BLACK :O. silenusの黒い大型個体(通常色は緑色)。エッジに入る赤・緑がこれまた美しい。

↑Heliocopris corniculatus:地味な小型Heliocoprisだがコレクションには欠かせない貴重な1ピース。

↑Proagoderus sp.:同属P. rectefurctusに混ざってごく少数採れたという謎のエンマコガネ。一見P. rectefurcatusの短角個体のようだがサイズはより大きく丸みを帯び、各部形状が異なる。何の種類なのか、中の人も絶賛追っている最中です。

↑Bledius sp.:長らく探していたタジキスタンのオオツノハネカクシ。小柄(体長6mm程)ながら一本伸びた胸角が大変かっこいい